九州北部・山口県
9日夜からずっと、雨が降り続いています。九州北部と気象庁が話していますが、これは『福岡県・佐賀県・長崎県』の事です。これに山口県を加えたエリアで【線状降水帯】が発達してが出ています。昨日迄、水不足でダムなどでも貯水率が20%以下の所だらけとなって、秋の米収穫が不安視される状態でした。それが昨日の夜から雷を伴う大雨! 本当に極端な気候ですね。上記エリアは8月10日・11日も引き続き警戒が必要です。
8月10日は雨のエリア拡大 12日にかけて大雨の恐れ 九州北部・山口県

北上した前線が、10日は西日本の日本海沿岸から東北にかけてのびる見込みです。このため雨のエリアが西日本から東・北日本にも広がるでしょう。前線は12日(火)まで停滞するため、広い範囲で断続的に雨が降り、多い所では総雨量が400ミリを超える恐れもあります。西日本から東日本は12日頃にかけて、北日本では10日(日)から12日(火)にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に注意・警戒が必要です。夏休みで遠出を予定している方も多い時期ですが、交通機関に影響が出る恐れもあります。気象情報や交通情報をチェックして、計画を柔軟に変更できる準備もしておくとよいでしょう。また、冠水した道路を車で走行するのは危険なので、避けるようにしましょう!せっかくの連休ですがここは予定を変更してでもこの天気に対応しましょう!
大雨のとき危険な場所とは?

実際に大雨が発生したら適切な対応ができるよう、事前に確認しておくことが大切です。安全を確保するために以下の点に注意してください。 ①河川や用水路には近づかないでください。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。 ②運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしてください。低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがあります。車が水没して故障したり、水圧によって、ドアが開かなくなったりして、車内に取り残されると、非常に危険です。無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。 ③山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。土砂災害警戒情報や大雨警報の危険度分布を細かく確認して、状況を常に把握するようにしましょう。 ④地下は浸水するおそれがあるため、雨漏りなど異変を感じたら地上に移動するようにしてください。地下では、危険を察知することが遅れてしまいがちです。こまめに気象情報を確認し、速やかに地上に移動できるようにしておきましょう。 ⑤上流にダムのある河川の近くに住んでいる場合は、ダムの水位情報を確認するようにしましょう。大雨が長時間にわたって降り続くと、ダムは決壊を防ぐために放流を始める場合があります。

避難が必要な時は行政から避難場所などを指定した内容で指示がありますので、その内容に従ってください。必要以上の物は持たずに行動を阻害するものは持たずに行動しましょう。これから台風シーズンになりますので気象情報には常に関心を持って対応していきましょう!